わこう村waiwai.comのチラシづくりの様子
2017/10/19 3:24 pm早いもので、もう10月中旬です。
12月10日(日)に予定している「わこう村waiwai.comの日」の日も、少しずつ近づいてきています。
前回のプロジェクト会議の後に、各コミュニティの方々に参加の依頼をし、当日の内容も明らかになってきました。
その具体的な内容は後程ご紹介しますが、その前にチラシづくりを、プロジェクトに参加する小中学生が作ってくれたので、その作業風景を紹介したいと思います。
まず、チラシに載せる内容を話し合いました。タイトル・日付・持ち物などなど・・・
それに加えて
「ねえ誰が来ていいのかも書いといたほうがいいんじゃない?」
「そうだね、でもなんでそう思ったの?」
「だって私の友達、和光出身じゃないけど誘いたいんだよね」
「あ~そういうことか、確かにそういうことってありそうだし、是非来てほしいね」
「でも、あんまり和光に関係ない人は来ても楽しくないよね」
「そうだね」
「じゃあ、和光が好きな人って書くのはどう?」
「いいね!」と。
出来るだけ沢山の方に来てほしいと思いながらも、共に楽しみを味わえるくらいの規模でとか、
口コミで広がるくらいの規模とか、
面白そう来てみたいと思った人が集まる規模とか、
なんとも曖昧な境界を漂っている大人たちの意図を、いい感じに汲み取ってくれる子どもたちに脱帽です。
それから、「和光っぽい絵をめいめい描いて張り合わせようということになりました。
それぞれの中にある「和光っぽい」が表出されて、「あ~和光っぽいね!」と会話にも花が咲きます。
出来上がる頃、あん子さんものぞきに来てくれて、その出来栄えに「すごいじゃ~ん」と驚いている様子です。
保育園で一緒に生活していた時も、この子たちの人間としての頼もしさに感心させられることばかりでしたが、今はあの時とまた違った頼もしさを感じます。なんでしょうかその違いは?
共に一つのことに向かう同志といいますか、やれることが多くなって、本当の意味で頼っちゃっている私たち大人がいて、それだけじゃないな~。
お菓子を食べながら話しが盛り上がった最高潮の時に、偶然歯が抜けたAさんがいて、みんなが話を止めてAさんの歯に気持ちを寄せたら、Aさんったら「今いい話だったから私のことはいいから話しを続けて」って言うんです。
こうやって、周りに気を使えるといいますか、流れを読むといいますか、この場の活気を大事にしようとする心も、あの時以上に育っていて・・・そうだ!友だちのような感覚です。
この子たちとの付き合いも、一番上の中学生なんて10年以上になりますから、こうやって、年々信頼が積まれていくのです。
この延長線上に未来があるとするならば、近いうちに共に社会を創る仲間となることが容易に想像ができます!
わこう村はこうやって、自分たちで自分たちの村づくりをしながら、自分たちで自分たちの社会を作る力を蓄えています。
その力の根底には、「信頼し合える関係」があるのだと思います。
編集:ヒデ
カテゴリー: 60thプロジェクトのこと
投稿者:wakoh-mura